古本屋で見つけたり、人にもらったもので面白い本です。
特に本の虫というほど本が好きでもないのですが、いずれも僕の価値観が変るほどのインパクトがありました。
新羅映像[映像の時代]を読み解くためのヒント/吉田直哉 著、矢萩喜従郎 写真/文藝春愁
雑誌マルコポーロに連載されていたコラムをまとめた本。94年に出版されています。携帯カメラや監視カメラなどを通して映像の可能性について書かれています。ほかにも映像のいろはが日常にあるものを議題にかかれていてとても面白いです。YouTubeなどの動画投稿サイトなどが出来る前の話です。
大衆音楽の真実/中村とうよう/ミュージックマガジン
85年に出版されています。大衆音楽というものの成り立ちが世界史を交えて書かれています。主に第三世界や人種に焦点をおいています。歴史に触れているので作者の憶測な部分も書かれています。読み物としては分かりやすいですし、面白いです。
業書 文化の現在9 美の再定義/大岡信、杉本秀太郎、三宅一生、武満徹 他/岩波書店